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5月, 2015の投稿を表示しています

⑦Are you OK? No, am I OK?!

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~大丈夫ですか?いや、私が大丈夫か?!~ 5月6日(水)。 10:20ヒースロー第3ターミナル発、ヘルシンキ乗換、翌日8:50中部国際空港着。 5:00起床。 7:10分にホテルを出発し、ヒースロー空港に8:30着。 ちょうどフライトの2時間前。 焦ってチェックインカウンターまで行くが、待ち人ゼロ。 行きの行列と半分にしてちょうどいいんじゃない?? 黒ひげを蓄えたおじさまにチェックインを告げる。 黒ひげおじ様:しながわ、までがわ? え、品川?? 私:いや、中部国際空港に行くので、東京にはいかないですよ。 黒ひげおじ様:はい。しながわ、までがわ? わわわからん、なんだ?品川??一休さ~ん!!!(笑) はっ!! 私:通路側か窓側か?ですね??通路側お願いします!! 黒ひげおじ様にっこり。 搭乗ゲート向こうで、行きに知り合った女性(以下、Mちゃん)と再会。 Mちゃんはイギリス人の旦那様と結婚して、湖水地方に住んでいる友達に会いに来たんだって。 到着時、スーツケースがなかなか出てこなくて、これはロストバゲージじゃないかと冷や冷やしていた時に、 近くにいたから声をかけたのが始まり。 行きも帰りも同じ便ということで、連絡先を交換していた。 お互い、イギリスでの体験談を話しつつ機内へ。 ヘルシンキまでの飛行中、おそらく同い年くらいだと思われる別の女性にも声をかけられた。 彼女も英語を勉強しようと、1人でイギリスに旅行してきたらしい。 意気投合してヘルシンキで、3人で少しおしゃべり。 また、乗換まで1時間しかないので、行きにスルーしてきたmarimekkoに会いに行く。 なんやかんやで慌ただしく搭乗。 中部国際空港まではMちゃんと割と席が近かった。 Mちゃんは真ん中シートになってたから大変だなぁと思って座ってたら、私の左隣(つまり窓側)席の男性が来た。 席を立って通す。 離陸して間もなく、その男性から話しかけられた。 旅行者に特有の一般的な挨拶を済ませた後、彼は衝撃的なことを言った。 男性:胸の手術をしてきたんですよ。 上着を開いて胸を見せる。 私:えっ?!そんな大手術…飛行機に乗って大丈夫なんですか?気圧の変化とか。。

⑥World is filled with mystery

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~世界は不思議で満ちている~ 5月5日(火)。 本日は、個人で申し込んだオプショナルツアーの2つ目。 ホテルでピックアップしてもらえるので、 ホテルのビュッフェで朝食をパパッと済ませ、ロビーで待機。 ここで置いていかれるわけにはいかない。 今回のガイドさんは英語と日本語のバイリンガルのイギリス人女性。 参加者も世界中の国から来ている旅行者。 各ホテルを回ってきたバスにピックアップされ、一旦 ヴィクトリア駅 へ。 ここでピックアップ可能なホテルリストに載っていなかった参加者と合流。 ウィンザー城、バース、ストーンヘンジ を回るスケジュール。 9:00に ヴィクトリア駅 を出発し、10:00に ウィンザー城 へ。 ここでは、 セント・ジョージズ・チャペルとステート・アパートメント を見学。 どちらも建物内は写真撮影禁止。 まずはチャペル内へ。 厳かな空気、圧倒される建築様式。 神話や天使が好きな私。 ここになら、本当に天使が降臨してくれるかもしれない。 11:00頃、小規模ながらも衛兵交代を見ることができた。 この衛兵、本物の兵士なんです。 あのモコモコの可愛い帽子に騙されてはいけません。 もちろん、彼らが歩いているときも邪魔をするのは厳禁! 続いて現在も女王の住まいである ステート・アパートメント へ。 週末の女王が滞在されているとき以外は見学することができます。 渡された日本語ガイドをゆっくり聞いていると全然時間が足りない! 見るものが非常に多い!!! 絵画、調度品、家具、建物内の部屋、全て一見の価値あり!! 最後は駆け足でトイレまで済ませる。 集合時間ぎりぎり!なのに道に迷う私💦 冷汗通り越して青ざめる。 本気で帰り道が分からない!! 随所に立ってる案内係の人に道を聞いて猛ダッシュ!! 駆け足で上った鉄橋。 通路いっぱいに広がり、こちらに歩いてくる小~中学生団体。 くるくる回転してる女の子。 回転を両手でキャッチ! 私:Excuse me!!! 女の子: Oh~ 人生の先輩として言う。 前は、ちゃんと見て歩こう! 何とか滑り込みセーフ。 私の後から遅れてきたご夫婦もい

⑤Everything happens inevitably

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~全ては偶然じゃない、必然だったんだ!~ * けたたましい音が脳を揺さぶる。 それが電話の着信音だと気づく前に鳴り止む。 右手を伸ばして、いつもの場所をかき回す。 探していたものを見つける。 電源を入れる。 液晶画面に時刻が表示されて、愕然とする。 これが、時差ぼけか。 イギリスにいたときは時差ぼけなんて微塵も感じなかった。 毎日くたくたになるまで歩いてホテルに戻ると、すぐに睡魔が襲ってきた。 日本でのrecoveryは難しいかもしれない。 一旦海外から帰国してしまうと、私は本当にその場所にいたのかどうか分からなくなる。 そういえば、昔も今も読書が好きなのに変わりはないが、昔はもっとインドアで変なことを考える子供だった。 今、目の前に見えているもの全てが夢で、本当の私はベッドで寝ているんじゃないか。 幼い私は両親にそのことを言いたかったが、うまく伝える言葉を持っていなかった。 小学校の国語の授業だったか、いつだったか忘れたが、そこで <胡蝶の夢> という言葉を知る。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、 目が覚めたが、 はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、 それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、 という説話である。 ~胡蝶の夢~(Wikipedia引用) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 同じ疑問を持った人がいるんだ!と嬉しくなった半面、 教科書に出てくるような偉人と同じことを考えたなんて、誰に信じてもらえるだろう。 伝える言葉を持たないまま、静かにその気持ちを飲み込んだ。 * 5月4日(月)。 7:30起床。 アラームをかけていたのに起きられなかった。 どうやら昨日の疲れが目覚めを妨げていたようだ。 でも、時間は待ってくれない。 9:00にホテルを出発し、 ウェストミンスター駅 へ向かう。 10:00到着。 地下から上ってすぐに見える ビッグ・ベン(高さ95mの時計塔) 。 対岸にはロンドン・アイ(高さ135mの大観覧車)。 右手にチャーチル像、左手に国会議事堂を見な