⑥World is filled with mystery
~世界は不思議で満ちている~
5月5日(火)。
本日は、個人で申し込んだオプショナルツアーの2つ目。
ホテルでピックアップしてもらえるので、
ホテルのビュッフェで朝食をパパッと済ませ、ロビーで待機。
ここで置いていかれるわけにはいかない。
今回のガイドさんは英語と日本語のバイリンガルのイギリス人女性。
参加者も世界中の国から来ている旅行者。
各ホテルを回ってきたバスにピックアップされ、一旦ヴィクトリア駅へ。
ここでピックアップ可能なホテルリストに載っていなかった参加者と合流。
ウィンザー城、バース、ストーンヘンジを回るスケジュール。
9:00にヴィクトリア駅を出発し、10:00にウィンザー城へ。
ここでは、セント・ジョージズ・チャペルとステート・アパートメントを見学。
どちらも建物内は写真撮影禁止。
まずはチャペル内へ。
厳かな空気、圧倒される建築様式。
神話や天使が好きな私。
ここになら、本当に天使が降臨してくれるかもしれない。
11:00頃、小規模ながらも衛兵交代を見ることができた。
この衛兵、本物の兵士なんです。
あのモコモコの可愛い帽子に騙されてはいけません。
もちろん、彼らが歩いているときも邪魔をするのは厳禁!
続いて現在も女王の住まいであるステート・アパートメントへ。
週末の女王が滞在されているとき以外は見学することができます。
渡された日本語ガイドをゆっくり聞いていると全然時間が足りない!
見るものが非常に多い!!!
絵画、調度品、家具、建物内の部屋、全て一見の価値あり!!
最後は駆け足でトイレまで済ませる。
集合時間ぎりぎり!なのに道に迷う私💦
冷汗通り越して青ざめる。
本気で帰り道が分からない!!
随所に立ってる案内係の人に道を聞いて猛ダッシュ!!
駆け足で上った鉄橋。
通路いっぱいに広がり、こちらに歩いてくる小~中学生団体。
くるくる回転してる女の子。
回転を両手でキャッチ!
私:Excuse me!!!
女の子: Oh~
人生の先輩として言う。
前は、ちゃんと見て歩こう!
何とか滑り込みセーフ。
私の後から遅れてきたご夫婦もいた。
時間に正確な日本人の印象、つぶさないでよかった。。
オプショナルツアーに参加する必須条件に、これも追加した方がいいんじゃないかな。
全力疾走できること
そう思うのは、私だけでしょうか。。
ヴィクトリア駅で買ってあったマフィンを食べる。
その間も、バスはひたすらバースへ向かいます。
ここはローマ人が開いた温泉の街でお風呂(bath)の語源にもなっています。
街並み全体が世界遺産にも登録されています。
ローマン・バースという西暦1世紀にローマ人が築いた浴場跡が、18世紀に発掘・復元されました。
ツアーではここを見学できます。
ローマ時代の浴場を再現したグレート・バースを中心に温泉跡、展示物などを見て回る。
最後は温泉の水も飲むことができます。
かなり鉄分豊富な味がしました。
ここからバスで1時間ほど移動。
最終ポイント、世界遺産ストーンヘンジへ。
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放牧地にこつ然と現れるサークル状の巨石群は、何のために作られたのかまったくわかっていない。
宗教儀式のため、あるいは天体観測のためなど諸説あるが、謎に包まれたままだ。
完成したのは紀元前1500年ごろとされ、一部残る石柱と石柱をまたぐ横石は、
最初はすべての石柱の上に置かれていたという。
~ガイドブック(ブルーガイド・ポシェ)引用~
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誰が、何のために作り、また、どうやってこの巨大な石を運んだのか。
その謎は今もまだ、明らかにされていません。
地盤が緩むため、サークル状の中に入ることはできませんが、ぐるっと周遊を歩いて回れます。
私たちが訪れた日は強風で、体が飛ばされそうになりながら必死にストーンヘンジの周りを歩いた。
その神秘さに浸るよりも、吹きすさぶ風と気温の低さに、鼻水が耐え切れずオーバーフロー。
そそくさと建物内に避難。
見るところが限られているから、滞在時間も少し持て余し気味だった。
約2時間かけて、バスはロンドン市内へ。
グロースター・ロード駅で下車して、地下鉄に乗り、ハイ・ストリート・ケンジントン駅へ。
何度この駅に降り立っただろう。
一番利用した駅かもしれない。
明日には日本に帰る。
最後の買い物をスーパーで済ませる。
充実した5日間だった。
ホテルに戻って靴を脱ぐと、内側の布が擦り切れてた。
Hard walkerの私。
オーストラリアでもイギリスでも頑張ってくれた私のリーボック。
ありがとう。
ロンドン市内を歩き回れたのも、オプショナルツアーの集合時間に遅れず猛ダッシュできたのも、
全部、君のおかげだよ。
荷物とロンドンの空気をパッキング。
まだ空きスペースが少し。
ここは明日の為に空けておこう。
まだ何か、素敵なことが起こるかもしれないから。
世界は不思議で満ちている。
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